なんか面白い話をしたいなぁ。鉄板のネタとか記事を増やしたいなぁと最近思ってきた。
ブログでできることを考えてみるに、せっかく写真を載せられるから、旅行の日記をつけたりしたら面白いんじゃないかと思ったり思わなかったり。でも旅行なんてしばらく行ってないからなぁ、休みも週1しかないからあまり現実的ではないにしても、書いてみていいかも知れないと思った。別に遠出する必要もないんだから、鎌倉とか紅葉の時期に行ったら十分面白いんじゃないかと。今度の日曜日に行ってみようかなぁ。
さて、11月になって仕事は相変わらずでうまく行ったり行かなかったり。この前久しぶりにクレームもらってひどく傷付いた。まぁ僕のせいなので何も言えなかった。申し訳ないと謝った。同期の人や後輩がどんどん出世していって、この前僕もいつの間にかベテラン(ほんまかいな)と呼ばれるようになってびっくりした。周りがすぐに辞めていくので、ただそこにいるだけで評価されるみたいな状況が少なからずある。優秀だから残っているというわけではなくて、ただそこにいるだけで重宝されるというのかな。自分も年取ったし、そういう立場になっているのかな、やるべきことが少しづつ変わってきているような気がする。
気になった記事。どうでもいいような気がするけど、小中学生の不登校が爆発的に増えているという内容。僕が中学の頃もクラスに一人二人くらいか大体いたような気がする。1学年4クラスあったけど、その中で明らかな不登校というのは、まぁせいぜい5、6人くらいだったかなぁ、一定数社会に馴染めない人がいるのは、どんなに景気が良くても完全失業率が0にならないのと同じようなことだと思うけど、ここ数年の不登校の伸びは異常というほかない。僕の小中時代がざっくり2007年として、上のデータだと全国で12、3万人の不登校者、そして2023年のデータでは35万人ということだから、3倍くらいに増えている。少子化で子供の数自体も減っているということを考えても、凄まじい数なのが分かる。大雑把なイメージとしてはクラスで1、2人だったのが、3、4人になったということかなぁ、そう考えるとまぁそんなもんだよねって気はするけど、今後大きな社会問題となることは疑いがない。というのは、彼らがそのまま社会に出ればどうなるかといえば、会社に馴染めず無職となるわけで、人口減少の中の重要な労働力を失うということであり、さらに無職というのは精神疾患における最大の要因でもあるわけだから、今はまだ不登校という括りだけど、これが10年20年経てば、無職の人間、精神疾患の数が大幅に増えるということを表す可能性もあるということだ。無敵の人、という言葉が巷で言われることもしばしばあるけれど、それがさらに急増するかも知れない。
データを見れば一目瞭然だけど、2020年のコロナから一気に増えているので、何らかのきっかけになったことが想像される。生活リズムが乱れたことによる登校意欲の低下、と記事にはある。もっと気になるのは不登校になったきっかけや原因で、詳しく記事を見ると「無気力・不安」「やる気が出ない」というものを選んだ人が一番多かったということ。この理由を選んでいるのが主に教員側なので、一概に決めつけることはできないということで賛否両論らしいけれど、僕はこういう未来ある若者が感じていることを見過ごすことができないと思っている。
「無気力・不安」「やる気が出ない」「生きづらさ」というのは僕の中でも学生時代からの大きな問題意識の一つだ。それは何に起因するのか分からない、僕自身も常に「無気力・不安」「やる気の減退」等にさらされている身として、日本社会全体の問題なんだと思っている。でも原因がよく分からないのも事実。「ただその人自身が、僕自身のやる気がないだけ、意志が弱いだけ、社会の問題ではなく、個人の問題」とするのは容易だし、そんな感じがするのだけど、僕は社会の大きなうねりの中でそういったものが生まれてきているのではないかと思う。感覚でしか物事を論じることができなくてどうしようもないと思うけど、社会問題の最先端ではデータよりも感覚だ、これらは本来であれば、芸術や文学がその感性によって形にするのが相応しいと思う。
I don’t care かつてないつまんない観衆どうかしてんな
太陽系まっぷたつくらいに感情暴発してんだ
感動って枯渇しちゃう 誰しも暗中模索しています
満を持してご覧なさい さしずめ境界線なんてない
愛し合って泣いている 一つ星が宙に光って瞬いた
たまらない日が続いたとしても僕ら 一切の業を成すの
僕らの時代がそうさせたようでもある 痛んで遠く遠く浮かんだ
Tempalay / GHOST WORLD
「僕らの時代がそうさせたようでもある 痛んで遠く遠く浮かんだ」