2024/8/31 晩夏

僕に生きる気力がないということを思う。

僕は何もない人間なんだということを思う。

それはどうしようもないことだよ。

他の人と比べて何の取り柄もない人間なんだと思うんだ。

上手くできないんだよ。

上手くできない。

何が?

何だろう。上手く生きれない。

悔しいな、と思う。僕の力が存分に出しきれていないんじゃないかと思う。

でもそれは僕に力がないだけなんだということを認めていないということなんだと思う。

でもそれを認めることができない。

僕は誰にもない大いなる力を持っているものだと思っているから。

それって馬鹿げたことだと思う。

上手くできないんだ。

授業が上手くないというのは、どうしても、僕の僕たる所以、僕の存在意義を否定してくる。

僕は僕のことを認めることがどうしてもできない。

辛くて苦しい、自分に自信が持てないんだ。

自分の優れている点が見出せない、何を持って自分自身とするのか、そういう自分らしさ。

他のものの上に立つこと、他より優れているということ、誰よりも優っているということ。

そういったものが存在しないということは、僕自身が存在しないということを表しているのではないか。

何が悔しいのかって、君は何をそんなに悔しがっているのって。

上手く言葉にできないから。

言葉すらも、僕を見放してくるから。

僕には何が残っってるの。

もどかしい。