4/5 空と海の輝きに向けて

湯島天満宮

ところで急に話は変わってしまうんですが、写真は何日か前に都内の湯島天満宮に行ってきた時のものです。学問の神様として有名な、あの菅原道真が祀られているところですね。まぁ僕はこれから受験とかそういうことをするわけじゃないんですけど、でも一応学問に携わる身としてなんとなく行っておこうかなって思ったのと、あとこの前掃除をしてたら昔ここで買ったお守りが出てきたんですよね。多分大学受験の時に志望の大学に受かるようにって買っておいたものだと思うんですけど、ずっと返さずに家に置きっぱなしにしていたみたいで、でももう大分前のだから返さなくてもいいかって思ってしばらくほっておいてみたものの、やっぱり気になってきてもちろん変に捨てるなんてこともできないし、このままにしておくとなんかバチが当たるんじゃないかって怖くなってきたというのが正しいですかね、、。それでせっかくだから返しにいこうということで、雨が降りしきる中行ってきました。

少し遠いですけど郵送で送るなんてわけにいかないですし、電車で一本ですから。神社では普通にお参りをして大学合格の感謝を申し上げて(一体何年前の話だろう)、そしてこれからまたよろしくお願いしますということで、新しくお守りもまた買っておきました。お参りする時にはお賽銭はいつも5円か10円くらいにしておくんですが、今回はなんとなく200円投げておきました。多分ずっとお守りを返せてなかったことへの罪悪感から。

これは鶴岡八幡宮のお守り

僕はこれまで別に信仰心が強いとかそういうふうでもないし特定の宗派に属している(強いていうなら仏教のお寺には属しているのかな)とか教会に行っているとかでもないし、普通の家庭で普通の日本的な慣習の中に生きてきたと思うんですけど、でもなんだろう、最近はそういったことに対しての考え方が変わってきたというか、それは信仰心が強くなったのかなんなのかよく分かりませんけれど、というよりもなんだろう、、、「超越的な何かを無視できなくなった」、、、というのが一番しっくりくる表現でしょうか。それがあるとか、明確に信じると言ったふうなところまでではないにしろ、摩訶不思議な体験をいくつかするに至って、或いは神秘的な思想や本やら興味深い考えに触れていくにつれ、そしてさらに物理学や生物学など科学主義の限界を感じ取るにあたり、「人智を超える何か大きな力を前提にせざるを得なくなった」というか、僕はそれを考えないということができなくなってしまった、ということです。由緒あるお守りを、なんとなく家に置いておくであるとか、もう何年も経って効力もないだろうからゴミ箱に捨ててしまうだとか、そういうことがどうしてもできなくなってしまったんですね。それが本当に神が宿っているとかそういったことはよく分からないにしろ、まぁ僕はそいうものに、何かしらの縁があるのかもしれません。もちろんそういった神秘主義的な思想はとても危険な香りが付き纏っていて各所から多くの批判が寄せられるとは思うんですけれどね、でも何も信じないということももちろん、というかそれ以上に異端な考えではあるわけなのですよね。世界的に見れば何も信じていない人の方が少ないはずなのに日本では真逆のことが起こっているので、よく分からなくなっているのだと思います。

まぁそれは置いておいて、


4/5になりました。2日から仕事が始まって金土日と3日間働いて今日はお休み。何をするにも初めてで分からないことだらけだし、生活リズムなんかも一新してあらゆることに混乱してしまうのですが、そんなことを言ってられないくらいに忙しいので、本当に時間があっという間に過ぎていきましたね。でもある意味充実しているといえばそうなのかもしれないですし、今までがのんびりすぎる生活を送ってきたのでこういう生活もしばらく悪くないのかなぁなんて今のところは思ってます。それに仕事が忙しいなんてどの会社もそうだし気に入らない上司がいたり、無理難題を押し付けられたりなんてありふれたものなのでそういったことは置いておいてですね、とにかく自分の与えられたポジションでできる限りのことはしているよといった感じです。授業に関してはまだまだ何も定まっていない状態でその都度こうやってみた方が分かりやすいかなとかこう表現した方がいいかなとか、反応が良くなかった子に授業後にどこが理解できてないか聞いてみたり、あるいは授業休んでしまった人に別日で補習をしてあげたり、あとはもちろん先輩社員に授業を見てもらってアドバイスもらったりとかまぁ出来る限りのことをやってみています。

1つ面白かったエピソードとしては、古文の文法で厄介な部分を事細かに頑張って説明しているときにですね、確かその授業は生徒が多かったので30人以上はいだかと思います(普段は20人前後です)、僕の熱心な言葉に反応してしまったのか分からないですが、自分で身につけていたApple Watchから勝手にSiriが起動してしまって「すいません、よく分かりません」ってあのいびつな機械音が流れてしまったことですね。。。。笑

殺伐とした雰囲気の中、珍しく爆笑を引き出してしまいました。。。大学の講義で何度かそういうトラブルを見ることがあってめちゃくちゃ面白いかったんですがまさか自分が自分で授業中にSiriを起動させてしまうとは思いませんでしたね。しかも分かりやすく頑張って説明してる時に、「すみません、よく分かりません」って言われてしまったので余計笑えてきました。